top of page

コロニアルについて

コロニアルとはセメントと繊維等を混ぜ合わせて成型し、塗装を施した屋根材の事を言います。
一般的には、カラーベスト、ストレートと同じ意味で使われます。

平成12年以前に販売されていたものには、アスベストが混入されていました。
(それ以後の物には入っておらず、幾分ヒビ割れが出るのが早い気がします。)

コロニアルは屋根材として最も普及しているので、施工業者も多く、塗装、修理などメンテナンスもやり易いと言えます。その上、代表的な屋根材の中でも、㎡単価が一番安いのは間違いないでしょう。

耐用年数は20年位かと思います。実際には商品によって耐用年数は異なります。ただ20年を過ぎると、コケ、藻が発生しソリが出、ヒビ割れは自然に発生します。
品質の維持、美観を求める方は塗装も一つの方法となります。
         カビ・コケ①
 
コロニアル(スレート)表面が経年劣化で剥がれてコケてしまい、カビ発生がし始めた状態
 
         カビ・コケ②
 
コロニアル(スレート)表面がカビだらけになっている
 
タスペーサー
 
コロニアル(スレート)重なる部分にタスペーサーを挟んでいる
 
                 <コロニアルについてのQ&A>
 
 上記左側・中央の画像は、塗料の塗膜部分の色褪せやコロニアル表面にコケができてしまった状態です。
これは高圧洗浄機によりコケ・カビを取り除いていきます。

・右側画像は、屋根葺きの通気孔確保の為に中塗り段階でコロニアル下部へはめ込む「タスペーサー」という取り付け具の画像です。
塗装途中で通気部を塞いでしまう事がある為、予めこの「タスペーサー」という器具を中塗り後に取り付けます。
以前は塗装終了後に一列一列丁寧に縁切り作業を行っていました。
しかし、現在では、作業短縮の為、効率的かつコスト面においても、「タスペーサー」を挟む頻度は増えてきています。
通気部分を確保する為、より確実な行程と言えるでしょう。
bottom of page